映画『あいあい傘』動画を無料でフル視聴！NetflixやHulu/Amazonプライムで配信してる？

ayumi

40代女性

俳優で脚本家の宅間孝行氏の同名舞台劇の映画化ですが、出演俳優陣が豪華で見ごたえがありました。ヒロイン・さつきが生き別れになった父・六郎と再会するのですが、新しい家族を持っているのでどんないきさつがあったのかが見どころでしょうね。六郎の妻を演じたのが原田知世さんで美人ながらも味わいがありミステリアスな部分も感じさせてくれて好演だったと思います。さつきの複雑な心境を描いていますが、どこか自分の人生は自分が決めていくしかないというような裏テーマも感じる奥行きのある作品だと思います。また家族の在り方や絆についても考えさせられるので幅広い年代に見てほしい作品でした。主題歌を担当したのが竹内まりやさんなので彼女の歌声や歌詞と映画のマッチングもお楽しみに。

メリーコーラ

40代男性

失踪した父親と出会う方法を決意をしたさつきが父親に会いたいのですが、新しい奥さんとは既に出会っており娘とも出会っているのにも関わらずなかなか父親と出会いないというもどかしさがあり、気になりました。なんでこんな小さな町なのになかなか鉢合わせしないのか？行くところも限られているだろうし、そこまで行動範囲も大きくなさそうなそんな小さな街で鉢合わせしないということにイライラしてきます。また正直映画前半の部分が少し物足りなさがあるのですが、それを補って余りあるぐらいの最後でのわかりやすいオチはすごくおもしろくシンプルに楽しむことができました。視聴者が年齢層が高いにも関わらずすごくは新しく感じた映画です。わかりやすいオチは、シンプルで家族愛を無理に表現しておらずよかったのです。

もけもけだだんだん

30代男性

ラストはとても泣けました。気持ちが痛いほど共感できて苦しくなるほどで、忘れた頃にリピート確定です。しかし、正直言って前半は物語の方向性が良くわからずなんだか話が進まない感じがしてちょっともやもやしました。しかし最後まで見て良かった。夫婦をあいあい傘に例える言葉が心に沁みました。夫婦はあいあい傘のようなもの、嵐が来ても風邪が吹いてもあいあい傘で耐え忍ばないといけないしお互いを気遣い合わないといけない、あいあい傘だから急激な方向転換も出来ない、と言ったような内容だったと思います。妻と一緒に見ていたので、うんうんそうだよねとお互いしみじみ感想を語り合いました。家族や夫婦についてぐっと考えさせられる良い映画でした。

koji

40代男性

劇団「東京セレソンデラックス」の舞台が原作となっていて、当時、作・演出を担当した宅間孝行さん(当時はサタケミキオ名義)が監督と脚本を手掛けています。舞台劇を映画化というのは、ままあることではありますが、舞台を手掛けた方がそのまま映画化というのはあまりやらないほうが良かったのかな、と思いました。舞台で良かった部分を映画にそのまま移行しても、良さがそのまま移行されるわけではないですね。宅間さんはやはり舞台の人なのでしょう。思い入れもあったでしょうから。舞台と映像作品である映画との違いを感じますが、俳優さんたちは見ていて面白いところもありました。主演の倉科カナさんの可憐さは揺るぎませんね。失踪した父親役の立川談春さんは落語家として名人の誉れも高いかたなので、纏う雰囲気が目を引きつけます。

イスト

30代男性

俳優としても活躍する宅間孝行が監督、そして、脚本も務める本作は生き別れた父と子の再会を描いたヒューマンドラマになっています。25年前に生き別れ、母と二人辛い日々を送り、それでも、どこかで父が戻ってくるのを信じていた切ない娘の気持ちを倉科カナが感情豊かに演じており、主人公・さつきに共感し、思わず涙が出ました。立川談春が演じた父・六郎もまた過去を引きずったまま生きてきましたが、さつきとの再会によって、明るさを取り戻した六郎の笑顔は憑き物がとれたようでした。これだけ読むとお涙頂戴の映画に思うかもしれませんが、脇を固める市原隼人、高橋メアリージュン、やべきょうすけのキャラクターのコミカルさが素晴らしくてそこも魅力的でした。