映画『明日の食卓』動画を無料でフル視聴！NetflixやHulu/Amazonプライムで配信してる？

ロドリゴ

40代男性

「石橋ユウ」という子どもを中心に描かれる3つの家族。どのリアルにその辺にいるような家族で少しゾワっとした。原作も読んだけれど、忠実に再現しているし何より映像化することで少し怖さのようなものもしっかりと滲み出ていて、一度見たらしばらくはもう見なくても良いかなと思える映画となっています。当然、誉め言葉です。自分の子供に怒りが込み上げることなんてしょっちゅうあるし、それを実行に移すか移さないかは本当些細な出来事、それがきっかけだったりする。頭では分かっていても心と体は別物で衝動的に行動を起こしてしまう…母親としてではなく一人の人間としての生き方を問う衝撃作です。ぜひじっくりと鑑賞することをお勧めします。あとは女優陣の演技が最高にいいですね。高畑充希さんは素晴らしい女優さんだと思います。

p.k

30代男性

八歳の息子を育てる環境さえも年齢も違う三人組の母親達でした。三人の母親達じゃなくて一人だったら嬉しいと思いました。ちょっとした事で幸せだった三人の生活が次第に崩れます。無意識に子供に暴力や苛立ちを与えてしまいます。普通の家族だったけど光と闇がいきなり襲いかかります。自分にもいきなり光と闇の人生になった事があるので分かると思いました。光と闇がある方は生活の仕方が違うと思ったし光と闇が無いようにして頂きたいと思いました。三人の生活が崩れてしまう気持ちは自分自身には分かります。八歳の息子は大変な時期だと思ったので頑張って子育てして頂きたいと思いました。明るい映画だと思ったけど暗い映画だったのでびっくりしました。

ayumi

40代女性

子供を親が殺害する事件が発生しますが、描かれている母子家庭３組がそれぞれ問題を抱えているので誰が悲劇を起こしてしまったのかを考えながら見てしまう作品で見ごたえがあります。また母子家庭ならではの事情がそれぞれにあり日常に潜むドラマのような気もして考えさせられる面が多々あるので幅広い世代に見てほしい問題提起をくれる作品でもあります。大島優子さん演じる女性が物語のカギを握っているのでこれから見る方は彼女の登場の仕方をお楽しみに。追いつめられる母親たちがリアルに描かれており、誰か相談できる人や場所を持つことの大切さも感じる作品です。子供たちの名前がすべて「ユウ」なので３家庭を見るときの意識切り替え注意ではあります。

星の王子さま

40代男性

同じ名前の息子を持つ3人の母親とその息子とのやりとりを描いた作品です。ストーリー設定がなかなか面白いです。3人の母親は裕福だけど子供に問題があったり、シングルマザーだったり、夫がリストラされたりと、様々な問題を抱えていて、やがて家族又は息子との関係が悪くなり、歯車が狂い出すというストーリー展開です。現代社会は個の時代なので、家族や親子と言えども、決して昭和の時代のように家族団欒という単純な発想では片付かないところが、映画を通じて自分自身に問いかけられているようでした。改めて家族や親子、仕事などについて考えさせるようなテーマ性を持ったシュールな映画でした。家族や親子関係に悩んでいる方にオススメです。

モール

30代男性

この映画は、菅野美穂、高畑充希、尾野真千子さんの活躍に注目して観ることができました。ある出来事がきっかけとなって、家庭での生活環境が崩れてしまうシーンを観て、大変さや辛さを感じることができました。家庭で辛いことが起きている時に、どのように対処していけば良いのか考えながら映画を観ることができました。親が子供を叩いてしまったり、大喧嘩をしているシーンを観ていると、子供としっかり向き合っていくことが必要であると感じました。子供のことを思って、満足できる家庭環境を作っていきたいと改めて思いました。前向きに考えて、行動することが大事だと考えられました。家庭を持っている人には、反面教師として観ることができるシーンがあると考えられおすすめすることができる作品だと思いました。

モーリス団子

40代男性

主人公の主婦はどこにでもいるような主婦ですが、父親が一方変わり者で、フリーランスの仕事をしているが故に自由を得ている代わりにあまりに定額の安定した収入は得ていないので難儀しているようです。仕事内容も自由を求めるがあまりカメラマンという仕事をしているのですが、感性を求める仕事なので人間としての成長はあまりしていないような気が主人公はしているようです。そんな主人公の主婦も悩んでいるところが見え隠れするのですが、それでも子供達にとっては良い父親であり幸せとは何かを問うような作品ではあると思います。私自身このような生活を送っている旦那さんに羨ましさを感じるのは、仕事内容のカメラマンという仕事を生業にしていることだけではなく、きちんと嫁と子供を養っていると共に仕事と家庭とを両立しているというところであります。

koji

40代男性

息苦しい。見ていて息の詰まる瞬間がいくつもありました。「石橋ユウ」という名の少年を育てる3人の母親を、菅野美穂さん、尾野真千子さん、高畑充希さんが演じています。それぞれに、事情のある家庭の姿が描かれていきます。微かな接点で彼女たちは繋がっており、同じ世界の出来事だとわかります。子育てにおける、母親の負担というのは、いかばかりでしょうか。彼女たちは、それぞれの事情の中で、それぞれの感情の発露によって、「石橋ユウ」という自分の子供に「殺意」を持ちます。手もでます。「殺人」は最大の否定行為です。相手の存在そのものを許せない、という。けれど、それは感情という揺れ動くものによって、現れては消えていくものでもあります。「おまえなんかいらない」と言った次の瞬間に「おまえがいないと生きていけない」と叫ぶ。3人の母親は、苦しんで、もがいて、のたうち回るようにして、生きます。子供と。昔だって、間引きなどという風習もあったくらいで、けして褒められた世の中ではなかったでしょうが、今という時代の生きづらさは、一体何なんでしょう。誰にも肯定されない中で、それでも母親たちは戦っています。一体、なにと？

ぽむ

30代男性

石橋ユウという同じ名前の子供を持っている母親三人の物語が描かれていくのですが、それぞれが違った家庭環境で見応え十分です。出ている女優さんたちも演技派の方達ばかりで最高ですね。菅野美穂さんを筆頭に尾野真知子さんや高畑充希さんなどすごくナチュラルに母親を演じていて凄く見やすいです。やはり主演である菅野美穂さんの演技に注目しましたね。息子に対しての怒りを露わにしたりするので、その時の感情の変化や髪の乱れ具合などを表現する場面は必見です。家庭にはそれぞれの良さがあると思うのですが、やっぱり親によって子供の性格は変化していくんだなということをまざまざと見せつけられた感じがして非常に考えさせられました。やはり子供の気持ちを第一に考えないといけませんね。