映画『ひらいて』動画を無料でフル視聴！NetflixやHulu/Amazonプライムで配信してる？

マルイ

30代男性

「『ゴールデンカムイ』のヒロインに選ばれた山田杏奈。名前はよく聞くけど、そういえば見たことがないかもと思って、彼女を選んだんだ。山田杏奈よりも、芋生悠の方が私はずっと好きだった。でも、彼女の目力は凄まじく、特に反省していないと言われた時の目は怖かった。」

「原作は綿谷りさ。綿谷りさの作品に登場する女性キャラクターはみんな何かしら拗らせている印象があるけど、JKでこんなに拗らせていて、自己意識が強いと、後の人生がつらそうで仕方ないだろう。」

「好きな男子の彼女と親しくなり、映画に行ってカラオケに行って、最終的には家まで行って、唇を重ねて、身体を重ねて…。ここまで計算的な行動だと、嫌悪感を抱くかもしれないけど、不思議とそんな気持ちはあまり湧かなかった。むしろ、これは百合として見るのが正解かもしれないと思ってしまう。」

「あと、教師のさりげない一言、『まるで婚約届みたいだな』。あのシーンはさりげないけど、本人はかなり傷ついたと思う。」

「そして、2人で作ったあの桜の木の創作物は本当に美しかった。」

「明らかに乃木坂のダンスシーンは笑ってしまった（笑）。」

ライナス

30代男性

この作品は、綿矢りさの小説を実写映画化したもので、小説の熱狂的なファンである首藤凜が監督・脚本を担当したため、綿矢りさの小説が持つ世界観がしっかりと表現された作品となっています。物語の中心人物で、クラスの中でも最上位に位置する主人公・愛が叶わない恋に翻弄され、次第に心を病んでいく姿がリアルに描かれています。山田杏奈が愛役を演じ、影のある可愛らしさが魅力的でありながら、体当たりの演技が圧巻でした。特に、ラストシーンで教室を飛び出し、美幸の耳元で囁くシーンや、たとえの父親を殴るシーンなど、感情豊かに演じていました。彼女以外はこの役を演じることができなかったと思います。青春の残酷さや儚さを美しい映像で表現した首藤凜に、拍手を贈りたいと思います。

tyoki1058

30代男性

この作品は、女性の若者の日常から暴走した毎日を描いたようにも見えますが、実際には女子高生の妄想的な部分が強調されています。世の中には様々な選択肢があり、まだ若い高校生たちは色々な感情を抱きながら、心の中で日々考えています。この作品を見ると、私たち自身も同じように奮闘しながら毎日を送っているように感じられます。人生は様々な限界ゲームを繰り返し、新たな世界を受け入れ、また新たな限界を経験することで成長していくものです。色々な映画作品がありますが、高校生の日常を描いた作品には深い考えがあり、参考になる部分が多くあります。この作品からも、色々なことを学ぶことができると感じました。

ムネ

40代男性

予定調和を嫌う自由奔放な女子、木村愛を演じる山田杏奈の演技は素晴らしく、彼女の道を誤らせてしまう儚げな少女、芋生悠が演じる新藤美雪の下着のダサさがリアルで、木村愛の嗜虐心に油を注ぐことになってしまうのも因果関係がある。この因果関係は、愛の彼女に対する横恋慕の対象者である西村たとえを演じる作間龍斗の鉄壁感によって更に強化されます。また、文化祭での二人の関係は切なさを含んで印象的に描かれています。このように、山田杏奈、芋生悠、作間龍斗の演技によって、彼らが演じるキャラクターの魅力的な側面が浮かび上がり、物語がより深みを増します。

たける

20代男性

この漫画は恋愛をテーマにしています。登場人物たちが抱える悩みや葛藤が、リアルな恋愛模様として描かれており、読者にとって感情移入しやすい作品となっています。ただし、登場人物たちの感情や行動が、徐々に複雑化していく様子が印象的で、主人公の愛が次第に恋に盲目になっていく様子は、多くの読者にとって共感を呼ぶことでしょう。また、性格までもが変化していく様子は、読者に深い印象を与えると同時に、ちょっとした恐ろしさも感じさせます。

さらに、演技力にも注目すべき作品です。山田杏奈さんが演じた愛のキャラクターは、どこにでもいそうな女子校生というイメージを持たせつつ、内面に秘めた闇を上手く表現しています。特に後半で感情を爆発させるシーンでは、狂気じみた演技が印象的で、山田杏奈さんならではの演技だと思います。

この作品では、人を愛することが幸せになる唯一の方法ではないことが描かれています。登場人物たちの愛や苦悩を通して、愛することの意味や、愛がもたらす幸せと苦しみについて考えさせられます。そのため、この作品は、深い感動や共感を呼び起こすことで、多くの読者に愛されているのでしょう。

koji

40代男性

監督の首藤凛さんは、映画に10年かけて綿矢りささんの小説を映像化した若手映画人です。彼女の作品を脚本で何度も目にしていたとのことです。彼女のように若い映画人がいることは、映画業界にとって大きな希望となるでしょう。作品は、人知れず片思いする女子校生が、相手に秘密の恋人がいることがわかり、嫉妬して相手の女の子を片思いの男子から奪ってやろうとする、というストーリーです。主人公は、クラスの人気者である山田杏奈さんが演じています。彼女は、綿矢りささんの小説特有の、鬱屈した、ひねくれた人物(主に女の子)の雰囲気をよく出しています。綺麗で、可愛い顔立ちなのに、嫉妬に駆られたときのいやらしい表情など、彼女の演技には、ゾクゾクするような魅力があります。また、奪われる女の子を演じた芋生悠さんも、独特な存在感を放っています。彼女たち二人のシーンは、官能的で、見る者を魅了します。

綿矢りささんの小説に登場する人物は、言葉にできない、ある種不条理とも言える感情を持っています。彼らは、自分でも考えていなかったような行動を起こしてしまう人(主に女性)です。綿矢さんは、成人女性も登場させていますが、その多くは成長しきれなかった人たちであり、言ってみれば思春期の人物なのです。理屈では動かない。いや、動けなかったあの頃の感情を、綿矢りささんは執拗に描きます。

監督の首藤凛さんも、綿矢りささんの作品に魅了され、映画化することを決めたのでしょう。そして、その結果は、成功していると言えます。

ミミック

30代女性

恋愛映画はあまり見ない私ですが、この作品は思春期独特の思考や感情による重たさが衝撃的でした。映画の主人公も性格がすごくいいというわけでもなく、環境に無理やり折り合いをつけようとする心の葛藤が生々しく描かれていました。特に、お母さんの爪の形の話には、お母さんなりの言葉での深い愛情表現を感じ、涙が出ました。

しかし、当の愛ちゃんはそんなお母さんの言葉もピンと来ず、本当の自分とは何かを悩み、折っていた鶴を開くという行為が一度ついてしまったため、沢山の折り目はすぐに消えませんでした。それでも、主人公の成長を表しているように思えました。折り鶴で作った桜の木もとても綺麗でしたが、学校や様々な環境によって演じる自分の世界みたいなホラー感もあり、山田杏奈さんの演技にはとても引き込まれました。