映画『余命10年』動画を無料でフル視聴！NetflixやHulu/Amazonプライムで配信してる？

タコ

50代男性

登場する二人の人生の違いが醸成する不思議な魅力のストーリーでした。傑作だと思います。人間の生き方は千差万別ですが、二人の場合はある意味180度人生の捉え方が違います。ヒロイン10年しか生きられないという悲しみのなかにいます。生きることへのすさまじい渇望があります。かたや坂口は、人生に絶望し自殺未遂をします。まるでプラスとマイナスのようなイメージです。それが出会うわけですから、惹き合うのでしょうか。惹きあい、切磋琢磨して行くうちに輝くダイヤモンドに成長するところ、眩しくて見ていられないくらいでした。ヒロインは100万人に一人しかかからない病気になります。そして余命10年です。 自分にあてはめたらどんな生き方をするのだろうと、考えさせてくれる秀逸な作品です。鮮やかな桜が見える病室から始まり、ラストも桜が美しく咲いています。精一杯生きる凄さを表しているようで泣けます。

ひい

30代女性

今まで何度もヒロインが病気の映画を観てきましたが、こちらの映画は今までとは違う映画でした。ただの恋愛映画ではありません。その理由としては劇中で流れる音楽と映像美にあると思います。音楽を担当したのはＲＡＤＷＩＭＰＳ。繊細な音楽を作り出すことに定評があるアーティストです。ＲＡＤの音楽と四季折々の情景を映し出す映像美がマッチしていて、まるで何かのミュージックビデオでも観ているかのようでした。余命１０年という長くもなく短くもない時間。そして彼女と出会ったことで動き出した時間。限りある時間の中に限りない愛を感じることができるのではないでしょうか？かけがえのない今日を生きるすべての人に届くこと間違いないです。

るなちゃん

20代女性

全体を通して割と淡々とお話が進んでいく印象だけど、要所要所でとっても切なく苦しい気持ちになる恋愛映画だったなと思いました。元々難病を患っている家族が居ることもあって病気系の映画にはとても弱いのですが、この映画自体にが淡々とお話が進んでいくからこそ主人公の日常に入り込んだような気分になりました。終盤の主人公が家族に自分の気持ちをぶつけるシーンでは涙が止まりませんでした。そしてエンディングで流れた曲がRADWIMPSだったのもボーカル野田さんの声がすっと染みて上映終了後も暫く余韻が抜けず一緒に見に行った彼氏と一番最後まで咳に座ったまま余韻にふけっていました。主人公とその恋人との心の動きがとても純粋で心洗われる映画でした。

よしぼう

20代女性

キャストがとにかく最高です！主役の坂口健太郎さんと小松菜奈ちゃんが、本当にその世界にいるかのような…。小松菜奈ちゃんが儚さとか芯の強さを見せるのが上手すぎて、感情移入しっぱなしです。映画の登場人物と自分が年齢的に重なる部分もあるので、自分を見つめ直す機会にもなると思います。私は途中から泣きっぱなしだったけど、観終わった後にしんどくなるような後を引く映画じゃないから、誰でも観れる映画だと思います。余命10年っていう、短すぎることもないけど長すぎることもない、たった一つの自分だけの人生と向かい合ってしっかり生きた証を残して、色付けしていく1人の女の子の生き方をみて、色々心に来るものがあります。作家が今は亡くなられた小坂流加さんという点も、映画と重なる部分があってぐっときました。

ema

10代女性

結論から言うと本当に感動し、ものすごく考えさせられる映画だなとも思いました。映画を見る前は余命10年、私には正直長いなと感じました。10年もあればだいたいやりたい事はできるのではないか、10年も死ぬと終わっていながら生きていかないとダメなのかとか10年後にはもう医療が進んで病気は治っているのではないかなども考えました。でも主人公茉莉は自分の死と向き合い必死に生きて行く姿に衝撃を受けました。私がもし茉莉の立場なら、どうせ死ぬなら自分のしたいことだけしようと考えると思います。印象的な場面で茉莉が母に自分の思いを訴えかける場面は本当に感動し、涙が止まらなかったです。今まで我慢していたんだなと感じました。またこの作品は原作を元にしていると聞いた時は、すごく衝撃的でした。あの2人の出会いは運命的で、きっとみんなの人生に影響を与える素晴らしい作品だと思います。

しがらみ無明

40代男性

実話ベースに語られた邦画の良さを感じられるような作品で監督が今までメガホンを取った似たような作品とは一線を画しているそんなの映画であった。2時間で締めくくるにはあまりにも情報量が多くもったいない気持ちになるので、是非ともドラマで見たかったような作品であった。10年の歳月を2時間にギュッと濃縮するのはそれだけで無理があると思えるからである。小松奈菜という女優が健闘しており王道でわかりやすいストーリーながらもそれを強弱を含めた演技で見事に演じているのでとても配役としてあっているのではないかと感じる。感動というその無理やりのこじつけはその涙に至るまでに容易なのかもしれないが、泣かせにきているそれはあからさますぎてあまり感情移入はできなかった。

ほっし氏

30代女性

見終わったあと、自分が今余命があと10年って宣告されたら長いと感じるかな、短いって感じるのかなとまず考えてしまいました。まつりもその10年で色々あって、自分きっと今が輝いていたらもっと生きたい！と思うだろうし退屈だったら長く感じるのでしょう。余命系の作品ってたくさんあるけど、この作品はその10年という期間を描いているとこがリアルで他の作品より心が動いて感動してしまいました。あと、まつりと和人との関係以外にも母と娘の絆、姉妹の絆、家族の愛、友達との関係など様々な関係が描いているとこが素敵で、人は色んな人と繋がって成り立っていると改めて感じれたし自分も周りの人達がどれだけ大切かを実感してしまいました。小松菜奈さんの演技もかなり全力で作品に入り込めました。オススメの作品です。

ruu

30代女性

ヒット作を作る藤井直人監督の最新作です。「余命10年」とタイトルだけ聞くと、ありきたりな内容の映画かなと思ってしまいますが、ある意味で打ち砕かれた作品でした。まず主演の小松菜奈さんも坂口健太郎さんと相性が良く、演技も上手なので観てて気持ちいいです。また配役のリリーフランキーさんも、主人公へ生きる希望を与えるキーパーソンとなってて素晴らしかったです。数万人に1人という不治の病に侵され、10年も生きられない主人公(小松菜奈)でしたが、決して悲観的にならず前向きに生きようとする姿に、心を打たれました。恋愛になると恋はしないと決めていた主人公の複雑な感情が声だけではなく、表情やしぐさでも感じられリアリティーがありました。